中国茶アーティスト 森 一華が主宰する[鎌倉中国茶倶楽部 一華]は湘南モノレール西鎌倉駅から徒歩8分。中国茶教室・茶会・イベント情報などを随時アップします。


by yonaha510
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茶と人に出会う旅 in ハノイ / No.2 少数民族のお茶

日本も真夏日で大変な地域があるようですが、
皆さんお元気ですか?

相変わらず暑い、ハノイ。
でも暑い国に滞在する時には衣服の準備が限りなく少なくてすむのが
うれしいポイントでもあります。
私が今回こちらに来る時も、着る物はほんの少し。
トランクの半分くらいを陣取っていたのが
中国茶と茶道具。
時間がいっぱいあるだろうと想像して
日本の家にあったさまざまな茶を持ち込みました。

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最低限日本から持ってきた茶道具に、こちらで買い足した漆のトレーや
バッチャン焼きの器で、まずは自宅キッチンにセットしたのが
うえの写真の、いつでも中国茶を淹れられるカウンター。
私はこれを『中国茶バー』と名づけて、
日々、茶バーテンダーとして(笑)ここでさまざまな茶を淹れては
テイスティングを繰り返しています。

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昨日、近所で見つけたNGOが経営するオーガニックショップで
ベトナム北部に住む少数民族がつくる茶を購入。
1缶に緑茶、紅茶、ジャスミン茶がセットされたサンプラー缶で
試飲にぴったりです。

まずは、ラオカイに住むザオ族が樹齢100年の茶木から作る緑茶から。
去年私はザオの村を訪れましたが
彼女たちの作る手刺繍の衣服も素晴らしく、その時に何枚か
古い刺繍布を購入しましたが、お茶の生産には気づきませんでした。
茶葉は少し黒味がかった深緑。葉は大小さまざま、なんとも素朴なつくりで
重量はかなり軽くなるまで乾燥させています。

飲み口はスモーキーで後に残るほんの少しの苦味が
中国雲南省の緑茶を思わせます。
やはり共通項が多いのかな。
中国雲南省もベトナムのラオカイも少数民族の多い土地柄。
土壌の環境だけでなく、
何か茶をつくる人達の血の中に同じ遺伝子があるような、
そんな思いにふけりながら今日のお茶を飲み終えました。

次回はライチョウでモン族、ザオ族の作る紅茶について
触れてみます。
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by yonaha510 | 2012-07-19 08:50 | 茶と人に出会う in Hanoi | Comments(0)