中国茶アーティスト 森 一華が主宰する[鎌倉中国茶倶楽部 一華]は湘南モノレール西鎌倉駅から徒歩8分。中国茶教室・茶会・イベント情報などを随時アップします。


by yonaha510
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カテゴリ:茶と人に出会う in Hanoi( 13 )

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お知らせが遅くなりました!

一華は夏休みで、私はいまハノイに滞在しています。
ちょっと忙しすぎた今年前半を終えて
ふーっと長~い息を吐きたいなあ、と
かねてから計画していたハノイ滞在を決行しました。

ハノイは緑と湖の街とも言われ、大小20以上の湖と深い緑が印象的な古都。
観光客でにぎわう市の中心部のホアンキエム湖と
北部のタイ湖が有名。
そのタイ湖近くのアパートメントの一室から
ブログを書いています。

ここを選んだのは、タイ湖畔は外国人が多くて、昼夜を問わず
女性がひとりでぶらぶらしていても比較的安全な地域だから。
まずは、必要最低限の食料や生活用品の調達のために
近所をつぶさに歩きまわってめぼしいお店をチェック。

と言っても日中の気温は35度前後。
くわえて、毎日にわか雨が突然降るので
晴雨兼用傘と紫外線対策の帽子は必需品。
それでも30分も歩いていると頭が重~く、
ときどきクラッとめまいを感じたりします。
そして、普通の道路は狭くて、車がすれ違うなかを
縦横無尽にバイクが通るし、道はでこぼこでちゃんと舗装されていない
ので、のんびり鼻歌を歌いながら歩いていたら間違いなく
転ぶか交通事故に遭います(笑)

この事情は屋内にもあてはまり、
ベトナムの普通の建築は驚くほど間口が狭い。
しかも家の中はイレギュラーな段差がいっぱい。
階段の一段一段の高さもまちまちなことが多いので、
私はハノイ初日の夜のレストランの階段で
思いっきりコケました。
最後の一段で気を抜いて、そのままコンクリート地面に
這いつくばるカタチに。
手痛い洗礼を受けて、その後は慎重に歩くようになりました。

ちなみに、なぜベトナムの家の間口が京都の町屋のように
極端に狭いのか、現地の人に尋ねると、
ただ単に狭い国土を有効に使うための対策で
そのために、固定資産税が変わるとか、そんな深い意味はなかったようです。
この次は、京都町屋をカラフルにキッチュにしたような
街並みの写真もとっておこうと思います。

滞在1週間を過ぎた頃から
どうにかこうにかベトナム語の数字と挨拶、
そして、これいくら?、高過ぎ!、負けてよ~、くらいの言葉を駆使して
タクシーやシクロ(自転車こぎタクシー)にも乗って
遠出するようになりました。

上の写真は、昨日出かけた市場で見つけた野菜???
と思ったら、仏手柑という果物でした。
ちょっとグロい仏様の手、ですね(笑)。
これは仏教徒の多いベトナムの家庭で、祭壇(仏壇?)に飾る
お供え物に使われて、食用ではないそうです。

では、また。
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by yonaha510 | 2012-07-15 14:08 | 茶と人に出会う in Hanoi | Comments(0)
新年快楽!
今年も一華をどうぞよろしくお願いします。

昨年末に2度目のベトナム旅行を敢行しました。
今回は同行の高齢な両親の健康も考慮して
ハノイを拠点としつつ中部のホイアンのみをゆるりとまわりました。

ホイアンは16〜17世紀頃、
朱印船貿易が盛んな頃に日本人街があった港町です。
18世紀には福建出身の華僑によって栄えたこの旧市街は
現在世界遺産にも指定されています。
では年初めのフォトギャラリー、お楽しみください。
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日本人街のあった旧市街の入り口には当時日本人によってつくられた橋が現存している。
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日本人橋の瓦部分にはめ込まれた染め付け磁器。龍の文様。肥前か景徳鎮か、出所が気になる。
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旧市街の古い家屋はそのまま公開されているものやホテル、店舗に利用されているものがある。
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両側にぎっしり並ぶお店はこんなに可愛い雑貨屋さんやシルク製品のお店が多い。
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博物館のような家屋の内部。ほとんどが福建の建築様式だが天井には日本の様式が残る。装飾にはベトナムらしさも。
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古い家屋の窓から撮った旧市街の家々。
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年間を通して温暖な土地らしく花屋さんの花の種類も豊富。12月の気温も18度近くありました。
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前回のフォトギャラリーでもご紹介したように、ベトナムは麺の種類も豊富でおいしい!中部ならではの醤油味のカオラウも美味!
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海沿いの町らしくシーフードは新鮮。ダナんで食べたイカ、エビのプリプリ感が忘れられません!
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ホイアンの特産品はシルク。ここでは黄色の繭はそのままの色で、白い繭糸は様々な色に染められる。
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ほとんどが10代と思われる女の子たちが絹刺繍の担い手。こまやかな工芸は可憐な指先からしか生まれないということか。
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ホイアンから車で約1時間。この旅行で是非訪れたかったミーソンの遺跡。2世紀からここを治めたチャンパ王国の人々によりつくられたヒンドゥーの祠が20塔近く。手前は戦争時に米軍により落とされた爆弾の後。爆撃がなければ祠はもっと多く残っていた。
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ヒンドゥーの神シヴァ神。祠には神、信徒たち、植物などがくっきりと彫られている。
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石に刻まれたチャンパ文字。チャンパの流れをくむ人々は今もベトナムに暮らしているらしい。
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ホイアンは今やビーチリゾートのメッカ。特に欧米人には人気。次々と新しいリゾートホテルが開発されている。我が家が泊まったヴィクトリアホテルのプールから海を望む。
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by yonaha510 | 2012-01-07 16:46 | 茶と人に出会う in Hanoi | Comments(0)

People in Hanoi, Sapa, and Bacha

長引く残暑にお疲れの方も多いのでは?

しばしの気分転換にちょっと目先の変わった
写真をお届けします。

題して『ハノイ、サパ、バックハーの人々』。
1週間ほど、ベトナムを旅してきました。
政治と文化の街ハノイは、
発展途上の地ならではの湧き出るような活気と
ノスタルジックな湿気が絡み合った、
ある種ムーディな首都。

そしてサパ、バックハーはハノイから夜行寝台車で
出かけるそれはそれはディープな少数民族の村。
撮りためた写真のなかの、ほんの一部ですがお楽しみください。
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フランス統治時代の建物が多く残るハノイの旧市街は編み笠をかぶった物売りやバイク、車が混在する。からみあって束になる電線もハノイの風物。
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ベトナムは言わずと知れたバイク天国。ラッシュ時ともなれば街はバイクで溢れかえる。高価でもクオリティの高い日本製が人気!
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pho(フォー)、bun(ブン)はいずれもヌードルの種類。具材によってバリエーション豊富で毎日食べても飽きないスープヌードルは、私もこのお姉さんたちのように揚げパンと一緒に食べるのが好き。
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ベトナムと言えばカフェの多さでも有名。コンデンスミルク入りのコーヒーは暑さのなかでホッとする甘さ。地元の人が行くカフェや食堂は、お風呂の椅子のような小さなプラスチックスツールが一般的です。
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路上でバゲットを売る人たち。通常より少し柔らかめの食感で、ベトナムではサンドイッチにすることが多い。
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店先でチキンのフォーをつくるお兄さん。手前は中国由来の揚げパン。ここには写っていませんが、その横に鶏がそのまんまの姿かたちでボイルされて鎮座していました。


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ところ変わってサパ。フランス人が開発した高原の避暑地ですが、とても小さな少数民族の集落です。立ち話に夢中なのは赤ザオ族の女性たち。おでこも眉毛も剃り込んでいるのが特徴です。
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サパの教会広場で見かけた物売りの親子。カゴに入っている男の子がキュートでした!
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サパに多く住む黒モン族の女性。手刺繍の衣服や銀細工のアクセサリー、いずれも手の込んだ民族の芸術。


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サパから車でさらに2時間半。私はどこに来てしまったんだろうかと思うくらい辺境の地、バックハー。ここは鮮やかな民族衣装で知られる花モン族の村。おばあちゃんとお孫ちゃんが市場に買い物に。
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お母さんが物色しているのは、とうもろこしの先っぽの部分で作られた、ほうき。家を掃除するのに使うらしい。
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小さな集落でもバイクは必需品。さらに驚いたのはパラボラアンテナをつけた家が多いこと。田舎は行政の規則が整備されていないので無許可で設置でき有料チャンネルも無断で見放題なのだとか。
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津々浦々まで、パンと言えばバゲット。こんな奥地までもフランスの影響は色濃く残る。市場でバゲットを売るかわいい女性たち。母娘?
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貫禄のおばあちゃんが売るのは紙銭。亡くなった人があの世で困らないようにと持たせるもので、お墓で燃やすならわしがあります。これは千年にわたりベトナムを支配した中国の習慣。
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アジアのお母さんは働き者。家事育児仕事で大忙し。男性はと言えば、市場での仕事が2時頃に終わると、そのまま仲間たちとご飯を食べながらお酒を飲んで昼間っから赤い顔。なんだかのんびりしてていいなあ。
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路上でも軒先でも、簡易床屋があちこちに。ベトナムの人たちは子供を含めてまだまだシャイな人が多くカメラ目線をもらうのはけっこう大変。
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物憂げな女性の表情に対して、売られていく運命のトリはなんともアッケラカン。今日の売上げノルマが2羽なんでしょうね。はたして、売れるかな?
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おじさんが売っているのはザボン。そのままよりも、シーフードや野菜を加えたサラダが美味しい!!ヌクマムや砂糖、レモン水で味を決める。
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笑顔美人が売るのは、お豆腐。中国の影響ですが、ベトナム料理にも様々な形で調理されています。ちなみに絹のように柔らかいものはジンジャーシロップをかけておやつに食べます。
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にらみを利かせたお茶目な女の子。バックのマネキン2体が昭和(?)の洋品店を思わせます。
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チェスに興じる男性たちの表情は真剣そのもの。漢字の書かれた駒からわかるように、こちらのチェスはかぎりなく中国式に近いのだそうです。
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市場の新鮮なハーブ&野菜。ミントやドクダミ、しそなどのハーブはベトナム料理に欠かせないアクセント。ライムの酸味もベトナムの魚醤ヌクマムと相性ぴったり! ヘルシーでお腹にもたれず、いくら食べても太りにくいのが、うれしい。ますますベトナム料理好きになりました。
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by yonaha510 | 2011-09-17 14:03 | 茶と人に出会う in Hanoi | Comments(0)