中国茶アーティスト 森 一華が主宰する[鎌倉中国茶倶楽部 一華]は湘南モノレール西鎌倉駅から徒歩8分。中国茶教室・茶会・イベント情報などを随時アップします。


by yonaha510
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<   2012年 07月 ( 4 )   > この月の画像一覧

ハノイ市内には観光地らしきところは少なく
このあたりで少し旅気分を味わうなら
ハノイ市内から車で3時間半ほどのハロン湾がいい。

世界遺産にも指定されている『海の桂林』とも呼ばれる
ハロン湾クルーズを体験してきました!
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湾内は波がほとんどなく、大小さまざまなクルーザーがざっと見渡しただけで
30隻以上は航行していたでしょうか(実際はもっと多いと思いますが)。
海に突き出た石灰質の奇岩を縫うように、
おだやかな水面を船が進み、まるでここだけ時間が止まっているかと思うほどの
静けさに心からリラックスします。
ハノイの喧騒に少し疲れ気味だった私の脳みそに、アルファ波が満ちていくのを実感!!

このツアーには洞窟めぐりなどのアクティビティが多少はあるものの、
それはこの旅のほんのオマケで、
やはり海を眺めながら何もしないでいられる贅沢を味わうのが
ハロン湾クルーズの良さだと思います。
今回は1泊2日のクルージングでしたが、
日帰り旅行者も多いところですから、やはり1泊が適当かと。
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湾内では地元の水上生活者がボートで日用品や食品を売買しています。
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これはボートの惣菜屋さん。できあがったおかずは、魚をすくうタモのような長い柄付きの網にいれて、別のボートや橋の上のお客に渡し、お客はその網にお金をいれます。


ハノイに戻るバスの出発時間まで、かなり間があったので
海沿いの町バイチャイをぶらぶらすることに。
まずは、地元のバイチャイ市場へ。
このあたりも、都市部と同様に売っているお茶はThai Nyuen産の緑茶。
店頭にも500g袋で山積みになっています。(500gで800円ほどと言ってました)

野菜、肉、日用雑貨はもちろん、生きたままの元気な鶏やあひるも
ペットのように売主に寄り添い、
そして、何より漁師町ならではの新鮮な魚やエビ、イカ、蟹がいっぱいで
それを使った惣菜が美味い!
ハノイの都市部と違って地元の人達はとても気さく。
ちょっとずつ売り物のさつま揚げやドーナツ(これは米粉製でした)などを
買い食いしながら写真を撮らせてもらいました(笑)

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イカをすりつぶし、さつま揚げを揚げているところ。身がプリプリで最高に美味しい!
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市場のいちばん人気の惣菜屋。使い捨てランチボックスにご飯や麺、好きな惣菜をどんどん頼んで入れていく。
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バイチャイの町を歩く。ハノイ同様に各戸の間口は3mもないのでは、というほどに狭い。欧米観光客がたむろする食堂から民家を見上げたところ。
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お店ではなく民家ですが、素敵過ぎるアールデコ調インテリア。フランスの影響はこんなところにも残っていますね。失礼ながらちょっとのぞかせてもらいました。
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ファッションに敏感な若者の集まるヘアサロン。ただいまモヒカン製作中!
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食堂を通りがかると寄ってきてくれた地元の家族。「僕、いくつ?」「2歳半」なんとかベトナム語が通じました! 
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by yonaha510 | 2012-07-29 14:50 | 茶と人に出会う旅 in ハノイ | Comments(0)
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週末の夜ともなると、せっせとありあわせの材料でつまみを用意して
ワインを飲むのが楽しみ。
金曜は少し調子に乗って飲みすぎて、
眠る前のひとときに、体と頭のクールダウンのために
『緑雪芽』という福建の白茶のルーツである緑茶を飲みました。
一般的に二日酔い等に効果があるのは鉄観音茶と言われますが、
私は頭をスッキリさせたい時は緑雪芽。
キリッとした苦味は、日本の緑茶にはない味わいです。

そして、この写真に写っているのは、前回のブログに続き
ベトナム北部の少数民族が作るお茶。
『To Leng Snow Mountain Black Tea』という紅茶。
ハノイから北西に向かったラオチャイという村で
モン族とザオ族がつくっています。
大胆に縒られた茶葉には、少しゴールデンチップも混ざり
乾いた状態では酸味のある果香。
クセの少ないまろやかな味わいで、
驚いたことに、冷めても渋みがほとんど出ません。
カテキンが少ないのかな?

そして、ともに写っている陶器は
15~17世紀、黎王朝の頃のベトナムで作られた器。
市街の工芸品&骨董の小さな店でこれを見つけたときには
本当に年代物かなあ?といぶかりながらも、
すでに私の頭にはこの器を使ってお茶を淹れている自分の姿がクリアに浮かび(笑)、
かつ、お財布にも優しかったので購入を決定。
その後、ハノイ市内の歴史博物館の特別展示『沈没船から引き上げられた
ベトナムの文化遺産展』の展示物の中に同じ器を発見したときには
我ながらビックリ!!
当時の海洋貿易でもたらされた中国、日本、ヨーロッパ各国の素晴らしい絵付けの
陶磁器に混ざり、静かに存在していました。
でも、真贋の方は、知らぬが仏かも。

ベトナムは安南焼と呼ばれる染付けが有名ですが、
こんな素朴な土物もつくられていたことを新発見。
この器は小さな茶壷(チャフ・中国語で急須のこと)で
茶を淹れる際の茶池(受け皿のようなもの)として使うつもりです。
茶器でないものを茶器として見立てる。
日本の茶道のお道具の取り合わせも
茶席のテーマに沿って亭主が趣向を凝らしますが、
私も、そんな見立ての遊びが好きです。

さて、じっくりと写真をご覧になった方は
新聞の記事の内容もチェックされたでしょうか?
記事はベトナムの対ロシア貿易が拡張していることに触れているのですが
そこに使われている写真は、茶の生産工場、
ベトナム茶はヨーロッパに輸出されている、とのキャプション。
私の勝手な推測ですが、こちらの緑茶がヨーロッパ市場が好むフレーバーティの
加工用に使われているのでは、、と思いました。

では、次はこちらの茶館の様子をお伝えできれば、と
思っています。
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by yonaha510 | 2012-07-22 12:22 | 茶と人に出会う旅 in ハノイ | Comments(0)
日本も真夏日で大変な地域があるようですが、
皆さんお元気ですか?

相変わらず暑い、ハノイ。
でも暑い国に滞在する時には衣服の準備が限りなく少なくてすむのが
うれしいポイントでもあります。
私が今回こちらに来る時も、着る物はほんの少し。
トランクの半分くらいを陣取っていたのが
中国茶と茶道具。
時間がいっぱいあるだろうと想像して
日本の家にあったさまざまな茶を持ち込みました。

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最低限日本から持ってきた茶道具に、こちらで買い足した漆のトレーや
バッチャン焼きの器で、まずは自宅キッチンにセットしたのが
うえの写真の、いつでも中国茶を淹れられるカウンター。
私はこれを『中国茶バー』と名づけて、
日々、茶バーテンダーとして(笑)ここでさまざまな茶を淹れては
テイスティングを繰り返しています。

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昨日、近所で見つけたNGOが経営するオーガニックショップで
ベトナム北部に住む少数民族がつくる茶を購入。
1缶に緑茶、紅茶、ジャスミン茶がセットされたサンプラー缶で
試飲にぴったりです。

まずは、ラオカイに住むザオ族が樹齢100年の茶木から作る緑茶から。
去年私はザオの村を訪れましたが
彼女たちの作る手刺繍の衣服も素晴らしく、その時に何枚か
古い刺繍布を購入しましたが、お茶の生産には気づきませんでした。
茶葉は少し黒味がかった深緑。葉は大小さまざま、なんとも素朴なつくりで
重量はかなり軽くなるまで乾燥させています。

飲み口はスモーキーで後に残るほんの少しの苦味が
中国雲南省の緑茶を思わせます。
やはり共通項が多いのかな。
中国雲南省もベトナムのラオカイも少数民族の多い土地柄。
土壌の環境だけでなく、
何か茶をつくる人達の血の中に同じ遺伝子があるような、
そんな思いにふけりながら今日のお茶を飲み終えました。

次回はライチョウでモン族、ザオ族の作る紅茶について
触れてみます。
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by yonaha510 | 2012-07-19 08:50 | 茶と人に出会う旅 in ハノイ | Comments(0)
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お知らせが遅くなりました!

一華は夏休みで、私はいまハノイに滞在しています。
ちょっと忙しすぎた今年前半を終えて
ふーっと長~い息を吐きたいなあ、と
かねてから計画していたハノイ滞在を決行しました。

ハノイは緑と湖の街とも言われ、大小20以上の湖と深い緑が印象的な古都。
観光客でにぎわう市の中心部のホアンキエム湖と
北部のタイ湖が有名。
そのタイ湖近くのアパートメントの一室から
ブログを書いています。

ここを選んだのは、タイ湖畔は外国人が多くて、昼夜を問わず
女性がひとりでぶらぶらしていても比較的安全な地域だから。
まずは、必要最低限の食料や生活用品の調達のために
近所をつぶさに歩きまわってめぼしいお店をチェック。

と言っても日中の気温は35度前後。
くわえて、毎日にわか雨が突然降るので
晴雨兼用傘と紫外線対策の帽子は必需品。
それでも30分も歩いていると頭が重~く、
ときどきクラッとめまいを感じたりします。
そして、普通の道路は狭くて、車がすれ違うなかを
縦横無尽にバイクが通るし、道はでこぼこでちゃんと舗装されていない
ので、のんびり鼻歌を歌いながら歩いていたら間違いなく
転ぶか交通事故に遭います(笑)

この事情は屋内にもあてはまり、
ベトナムの普通の建築は驚くほど間口が狭い。
しかも家の中はイレギュラーな段差がいっぱい。
階段の一段一段の高さもまちまちなことが多いので、
私はハノイ初日の夜のレストランの階段で
思いっきりコケました。
最後の一段で気を抜いて、そのままコンクリート地面に
這いつくばるカタチに。
手痛い洗礼を受けて、その後は慎重に歩くようになりました。

ちなみに、なぜベトナムの家の間口が京都の町屋のように
極端に狭いのか、現地の人に尋ねると、
ただ単に狭い国土を有効に使うための対策で
そのために、固定資産税が変わるとか、そんな深い意味はなかったようです。
この次は、京都町屋をカラフルにキッチュにしたような
街並みの写真もとっておこうと思います。

滞在1週間を過ぎた頃から
どうにかこうにかベトナム語の数字と挨拶、
そして、これいくら?、高過ぎ!、負けてよ~、くらいの言葉を駆使して
タクシーやシクロ(自転車こぎタクシー)にも乗って
遠出するようになりました。

上の写真は、昨日出かけた市場で見つけた野菜???
と思ったら、仏手柑という果物でした。
ちょっとグロい仏様の手、ですね(笑)。
これは仏教徒の多いベトナムの家庭で、祭壇(仏壇?)に飾る
お供え物に使われて、食用ではないそうです。

では、また。
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by yonaha510 | 2012-07-15 14:08 | 茶と人に出会う旅 in ハノイ | Comments(0)